予防接種のご案内
感染症の予防と流行を防ぐ
赤ちゃんが生まれてくるときにお母さんからもらう病気に対する抵抗力(免疫)は、成長とともに自然に失われます。そこで、赤ちゃん自身で免疫をつくり病気を予防するのに役立つのが予防接種です。
あらかじめ予防接種で免疫をつけ、感染症を予防するとともに、感染症の流行を防ぐためにも予防接種を受けましょう。
注意点
- 予防接種は、指定医療機関等で個別に受けてください。
- 里帰りなどの理由で県外の医療機関で接種を希望する場合は、事前申請が必要です。「予防接種依頼の申請願」を白河市中央保健センターあてに郵送するか、白河市中央保健センター、白河市役所こども支援課または各庁舎地域振興課の窓口までお越しください。
- 申請受理後に健康増進課より医療機関宛で依頼書を発行しますので、郵送で申請をした場合は、依頼書が届いてから予防接種を受けてください。接種後は、医療機関に一旦料金をお支払い頂き、同封の支給申請書に証明書をもらってください。必要事項記入の上、申請書を提出頂き、市の助成金額を上限として、指定口座に接種料金をお振込みいたします。支給申請書は予防接種ごとになっておりますので、ご注意ください。
接種前の注意
- 必ず小冊子「予防接種と子どもの健康」をよく読んで、健康状態の良いときに受けてください。
- 母子健康手帳は忘れずにお持ちください。
- 予防接種を受けるときは、事前に医療機関に予約してください。
- 発熱している方や、けいれんをおこした方など、医師が接種不適当と認めた方は接種できません。
- 保護者が接種に同伴できない場合(祖父母等が同伴する場合)には委任状が必要です。
接種後の注意
- 接種を受けた後30分位は、その場で様子を見てください。
- 接種当日は激しい運動は避けてください。
- 入浴は差しつかえありませんが、注射した部位はこすらないでください。
- 接種後に高熱、けいれん、吐くなどの異常が現われたときは、すぐに医師の診察を受けてください。
他の予防接種との間隔について
異なるワクチン間の場合、接種してから次のワクチンを接種するまでに、一定の間隔をあける必要があり、従来は生ワクチンなら接種してから27日以上、不活化ワクチンなら接種してから6日以上の間隔をあけないと次のワクチンを接種することができませんでした。
しかし、この度定期接種実施要領の改正に伴い、令和2年10月1日からその制限が一部緩和されることとなりました。
今後は注射の生ワクチン間のみ接種してから27日以上あけることとし、その他のワクチンについては制限がなくなりました。
ただし、あくまでも異なるワクチン間の接種間隔についてですので、同一ワクチンを複数回接種する際の接種間隔の制限は従来どおりとなりますのでご注意ください。
定期予防接種
定期予防接種は、予防接種法で定められた対象年齢や接種回数等に基づいて、市町村が実施する予防接種です。
予防接種を受けるときは、市で発行した予診票が必要です。市では、お子さんの生後2か月頃に赤ちゃん訪問を実施しており、その際に乳幼児期に受ける予防接種の予診票をまとめた冊子をお渡ししています。
- 日本脳炎の第2期は小学4年生、二種混合(DT)は小学6年生が標準的な接種時期に当たるため、学年当初に学校を通じて配布しています。
- 本市に転入された方は、母子健康手帳を持参のうえ、中央保健センター、本庁こども支援課または各庁舎地域振興課で必要な予診票の交付を受けてください。
- 県外で定期予防接種を受ける場合、事前申請が必要となります。
予防接種 | 対象(標準的な接種期間で接種してください) |
ロタウイルスワクチン |
1価ワクチン(ロタリックス) ・生後6週から24週0日まで:4週間以上の間隔をあけて2回 5価ワクチン(ロタテック) ・生後6週から32週0日まで:4週間以上の間隔をあけて3回 ※腸重積症の発症リスクの観点から1回目の接種を14週6日までに開始することとされている。 |
Hib(ヒブ)感染症 | 生後2か月から5歳未満(開始時期により接種回数が変わります) (例)生後2か月から7か月未満に接種を開始した場合 ・初回接種3回(27日以上の間隔をおいて3回) ・追加接種1回(初回接種終了後7か月以上の間隔をおいて1回) |
小児の肺炎球菌感染症 | 生後2か月から5歳未満(開始時期により接種回数が変わります) (例)生後2か月から7か月未満に接種を開始した場合 ・初回接種3回(27日以上の間隔をおいて3回) ・追加接種1回(初回接種終了後60日以上の間隔をおいて1歳を過ぎたら1回) |
BCG | 1歳未満(標準的な接種期間は生後5か月以上8か月未満) ・接種回数1回 |
水痘 | 1歳から3歳未満:3か月以上(標準的には6か月から12か月)の間隔で2回 ※今までに水痘にかかったことがある方は該当になりません。 |
四種混合(ジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオ) | 第1期:生後3か月以上7歳6か月未満 ・初回接種3回:20日以上の間隔をおいて3回(標準的な初回接種時期は生後3か月から12か月未満) ・追加接種1回:初回接種終了後6か月以上の間隔をおいて1回(標準的には初回接種終了後12か月から18か月までの間隔をおく) |
二種混合(ジフテリア、破傷風) | 11歳以上13歳未満で1回 |
麻しん風しん | 第1期:1歳以上2歳未満で1回 第2期:5歳以上7歳未満で、小学校入学前年度1年間に1回 (小学校入学の前の年の4月1日から入学する年の3月31日) |
ヒトパピローマウイルス感染症(子宮頸がん予防ワクチン) |
12歳になる日が属する年度の初日から16歳になる日が属する年度の末日までの女子 2価ワクチン:1か月以上の間隔をおいて2回接種した後、1回目の接種から6か月以上の間隔をおいて1回 (2)平成9年4月2日~平成18年4月1日生まれの女性令和4年4月1日から令和7年3月31日までの3年間に限り定期接種として接種することが可能です。 |
日本脳炎 |
第1期:生後6か月以上7歳6か月未満(標準的な接種時期は3歳) |
B型肝炎 |
1歳未満で3回 ・1回目:標準的には生後2か月頃 |
任意予防接種
任意の予防接種とは、予防接種法で定められていない予防接種や、定期接種の対象年齢から外れている場合の予防接種です。接種するかしないかは、接種対象者の保護者の希望と医師の判断によります。原則自己負担です。
なお、市では次の任意の予防接種について、一部費用の助成を行っています。
生後12月から小学校就学前までで、おたふくかぜにかかったことがなく、1回も接種を受けていない方に対し1回 |
|
妊娠を希望する女性、妊娠を希望する女性の配偶者等(妊婦の配偶者、婚姻の届出をしていないが事実上の婚姻関係にある方を含む)が対象です。 風しん抗体検査を実施し、検査の結果、抗体が不十分な方を対象とします。 ※この事業の助成は1人1回です。 ※無料で接種できます。 |
|
妊娠を希望する女性、妊娠を希望する女性の配偶者等(妊婦の配偶者、婚姻の届出をしていないが事実上の婚姻関係にある方を含む)が対象です。 ※風しんの罹患歴が明らかにある方、抗体検査を実施済みの方で抗体価が陽性だった方は除きます。 ※この事業の助成は1人1回です。 ※無料で検査を受けられます。 |
※予診票は指定医療機関にあります。指定医療機関以外で接種を希望する場合は、事前申請が必要となります。申請は中央保健センター、本庁こども支援課または各庁舎地域振興課でできます。
問い合わせ先 | 電話番号 |
健康増進課(中央保健センター) |
0248-27-2112 |
表郷庁舎地域振興課 |
0248-32-2114 |
大信庁舎地域振興課 |
0248-46-2114 |
東庁舎地域振興課 |
0248-34-2116 |
関連ファイルダウンロード
- 令和3年度予防接種実施医療機関一覧PDF形式/160.37KB
- 予防接種委任状PDF形式/171.14KB
- 予防接種依頼の申請願PDF形式/67.89KB
- 腸重積症についてPDF形式/90.63KB
- 小学校6年~高校1年相当 女の子と保護者の方へ大切なお知らせ (概要版)PDF形式/3.15MB
- 小学校6年~高校1年相当 女の子と保護者の方へ大切なお知らせ (詳細版)PDF形式/4.28MB
- HPVワクチンを受けたお子様と保護者の方へPDF形式/1.27MB

PDFファイルをご覧いただくにはAdobe Acrobat Readerが必要です。
お持ちでない方は、左のボタンをクリックしてAdobe Acrobat Readerをダウンロード(無料)してください。
問い合わせ先
このページに関するお問い合わせは健康増進課 予防管理係です。
〒961-0054 福島県白河市北中川原313(中央保健センター内)
電話番号:0248-27-2112 ファックス番号:0248-24-5525
メールでのお問い合わせはこちらアンケート
白河市ホームページをより良いサイトにするために、皆さまのご意見・ご感想をお聞かせください。
なお、この欄からのご意見・ご感想には返信できませんのでご了承ください。
- 2022年3月31日
- 印刷する