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子育て・健康・福祉

新型コロナワクチン接種の副反応について

副反応の症状

主な副反応は、注射した部分の痛み、頭痛、関節や筋肉の痛み、疲労、寒気、発熱などであり、自ら症状を訴えることができない生後6か月~1歳のお子様の場合は、易刺激性(機嫌が悪い)や食欲減退、傾眠傾向(眠たくなる様子)などがあります。これらの症状の大部分は、接種後数日以内に回復していきますが、症状が長引くことがあれば医療機関を受診してください。
稀に重大な副反応として、ショックやアナフィラキシーが起こる可能性があります。接種会場では、万が一アナフィラキシー等が起こった場合にもすぐに必要な対応がとれる体制を整えています。
ごく稀ではあるものの、ワクチン接種後に心筋炎や心膜炎を疑う事例が報告されています。接種後、4日以内に胸の痛みや動悸、息切れ、むくみ等の症状が現れたら(生後6か月~4歳のお子様の場合、胸の痛みを訴える、息苦しそうにしているなどの症状がみられたり、食欲や活気がない等が続くようであれば)、すみやかに医療機関を受診してください。

ワクチンを接種すると心筋炎や心膜炎になる人がいるというのは本当ですか。(厚生労働省)

 

ごく稀ではあるものの、mRNAワクチン(ファイザー社、モデルナ社)接種後にギラン・バレー症候群が報告されています。接種後、手足の力が入りにくい、しびれ等の症状が現れたら(生後6か月~4歳のお子様の場合、手足を動かさない、力が入らない等の症状が見られる、食欲や活気がない等が続くようであれば)、すみやかに医療機関を受診してください。
mRNAワクチン(ファイザー社、モデルナ社)は、新しい種類のワクチンのため、これまでに明らかになっていない症状が出る可能性があります。接種後に気になる症状がある場合は、接種医またはかかりつけ医などに相談してください。

新型コロナワクチンのQ&A「ワクチンの安全性と副反応」(厚生労働省)

新型コロナワクチンの副反応について(厚生労働省)

 

副反応の症状が出たときの対応

ワクチン接種後の発熱や痛みに対しては、医師が処方する薬以外にも、市販の解熱鎮痛薬(アセトアミノフェンや非ステロイド性抗炎症薬(イブプロフェンやロキソプロフェン等)※)で対応いただくことができます。また、発熱時には、水分を十分に摂取することをお勧めします。なお、症状が特に重かったり、長引くなどがあれば、接種医、かかりつけ医などの身近な医療機関への受診をご検討ください。

※製品ごとに対象年齢等が異なりますので、対象をご確認のうえご使用ください。

 

副反応に関する相談窓口

福島県新型コロナワクチン副反応コールセンター

新型コロナワクチンの副反応に関する相談
毎日9:00~20:00(土日祝日を含む)
電話番号:0120-336-567

福島県新型コロナワクチン子ども相談窓口

小児接種・乳幼児接種の対象者及び保護者からの新型コロナワクチン接種に関する相談
毎日9:00~20:00(土日祝日を含む)
電話番号:0120-191-567

福島県新型コロナワクチン子ども相談窓口(福島県)

 

副反応疑い報告について

厚生労働省では、ワクチンの接種後に生じうる副反応を疑う事例について、医療機関に報告を求め、収集した報告は厚生労働省の審議会で専門家による評価を行っており、こうした結果を公表するなどして、安全性に関する情報提供などを行っています。
副反応疑い報告では、ワクチンと関係があるか、偶発的なもの・他の原因によるものかが分からない事例も数多く報告されます。透明性の向上等のため、こうした事例も含め、報告のあった事例を公表しています。

新型コロナワクチンの副反応疑い報告について(厚生労働省)

 

健康被害救済制度について

新型コロナワクチンは、臨時の予防接種として、「予防接種健康被害救済制度」の対象となります。接種を受けた方に健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が生じた場合、その健康被害が予防接種によるものであると厚生労働大臣が認定したときは、予防接種法に基づく救済(医療費・障害年金等の給付)が受けられます。

予防接種健康被害救済制度について(厚生労働省)

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