FAQ ~よくある質問集~ 市政情報
小学生以上
- 質問
- 子どもが親の言うことを聞きません。激しく抵抗され、親もイライラして怒鳴ってしまいます。
- 回答
子どもは、「依存(甘え)」と「自立(反抗)」を繰り返し、成長していきます。中学生くらいになると、「自分のことは自分で考えて行動したい」、「親の言う通りではなく、自分の思い通りにしたい」という自立心が強くなります。これは大人になっていくうえでの大切なプロセスであり、自立している証拠でもあります。
ただ、「依存」と「自立」のはざ間で、自分の要求や衝動を上手くコントロールできないために、反抗的な言動をとることがあります。そういった状況に腹が立つこともありますが、大切なのは、その都度、感情的に振り回されず、その言動の背景にある子どもの気持ち(自分の辛さも分かって欲しい)を受け止めてあげることです。また、子どもの意思を尊重し、子どもの自己決定(判断)を見守ってあげることも良いでしょう。子どもが次のステップに進もうとしていることのひとつとして理解してあげてはいかがでしょうか。
一方で、何でも子どもの要求や衝動を認めていいわけではありません。子ども自身が欲求や衝動を適切にコントロールすることを学ぶためにも、「親の導き」は必要となってきます。親が子どもと向かい合おうとするその姿勢は、きっと子どもに伝わるはずです。良いところを褒め、不安で揺れる思春期の心を徐々に落ち着かせて行きましょう。
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- 2016年3月22日
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