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白河都市環境センターの役割

白河都市環境センターの特徴

「白河都市環境センター」の水処理方式は、最も高度な処理方式の1つである標準活性汚泥法(空気を送り込み微生物を活性化させ、有機物を二酸化炭素と水に分解する方法)を採用していますが、より安定した処理が行えるよう嫌気好気性汚泥法(リンの除去。嫌気で放出し、好気で摂取する方法)の運転が可能な最新のエアレーションシステムも取り入れています。

また、管理棟など主な施設の外形は、周辺の自然景観に配慮しています。また、効率的な施設の整備や維持管理を行うための様々な工夫もなされています。

施設の概要

施設の名称 全体 認可 構造及び能力
(1)管理棟 1棟 1棟 鉄筋コンクリート造、地上2階、地下1階
(2)最初沈殿池 8池 4池 鉄筋コンクリート造、幅4.0メートル×長27.5メートル×深3.3メートル(有効水深4.2メートル)
(3)エアレーションタンク 8池 4池 鉄筋コンクリート造、幅6.0メートル×長50.5メートル×深5.5メートル
(機械式水中エアレータ+散気板)
(4)最終沈殿池 8池 4池 鉄筋コンクリート造、幅6.1メートル×長29.5メートル×深3.1メートル
(5)塩素混和池 1池 2/4池 鉄筋コンクリート造、幅1.5メートル×長52.5メートル×深2.4メートル
(6)汚泥濃縮槽 2槽 1槽 鉄筋コンクリート造、径5.6メートル×深4.0メートル
(7)汚泥機械濃縮機 3台 1台 ベルト型ろ過濃縮機
(8)汚泥処理棟 1棟 1棟 鉄筋コンクリート造、地上2階、地下1階
  • 汚泥脱水機2メートル幅
2台 1台 ベルトプレス式
  • 汚泥脱水機
3台 2台 圧入式スクリュープレス
(9)自家発電棟 1棟 1棟 鉄筋コンクリート造、地上1階
  • 自家発電機
1台 1台 500キロボルトアンペアディーゼル機関
(10)沈砂池ポンプブロワ棟 1棟 1棟 鉄筋コンクリート造、地上1階、地下2階
  • 主ポンプ口径300ミリ
4台 2台 10.1立方メートル/分
  • 口径200ミリ
2台 2台 4.6立方メートル/分
ブロア 2台 2台 ルーツブロア、20立方メートル/分
ブロア 3台 2台 多段ターボブロア、65立方メートル/分

排水図

汚水の流れ

(1)生活雑排水:家庭では台所や風呂、洗濯や水洗便所など日常生活で水を使います。排水口から流れた汚水は直接下水道管に入ります。

(2)マンホール:道路の下に埋設された下水道管には掃除や修理などの維持管理のための出入口としてマンホールが設けられています。

(3)沈砂池・ポンプ室:下水道管から流入してきた汚水を緩やかに流し、大きなゴミや土砂を取り除き、最初沈殿池に送ります。

(4)最初沈殿池:沈砂池から送られてきた汚水を緩やかに流して、比較的沈みやすい浮遊物を沈殿させます。

(5)エアレーションタンク:ここでバクテリア(好気性微生物)など含んだ活性汚泥を加えて空気を吹き込み、汚水中の有機物を分解させ、汚れを一層沈みやすくします。

(6)最終沈殿池:沈みやすくなった汚れをもう一度沈殿させ、きれいな上澄み水は消毒して放流します。沈殿した活性汚泥は再びエアレーションタンクに送り、あまった汚泥は汚泥処理施設に送ります。

(7)汚泥処理施設:沈殿池の底に溜まった汚泥はここに集められ濃縮槽で濃度を高め、脱水機で水分をしぼって固形状にします。その後は溶融炉でとかされ、水砕スラグにし建設資材として再利用されます。

(8)水質試験:きれいになった水は、法令で定められた基準に適合しているかどうか、水質試験が行われその後、阿武隈川に放流されます。

排除方式 分流式
水処理 標準活性汚泥法
処理能力(立法メートル/日) 24,700
放流先 阿武隈川(一級河川)
処理場流入水質(ミリグラム/リットル) BOD(生物化学的酸素要求量) 220
SS(浮遊物質) 180
処理場放流水質(ミリグラム/リットル) BOD(生物化学的酸素要求量) 15以下
SS(浮遊物質) 20以下

白河都市環境センター

住所:白河市本沼鷹ノ巣2番地
電話番号:0248-24-6630
Eメール:kankyo-s@song.ocn.ne.jp

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは下水道課 下水管理係です。

〒961-0012 福島県白河市本沼鷹ノ巣2番地 白河都市環境センター2階

電話番号:0248-22-0910 ファックス番号:0248-24-6631

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