第4回現代アートゼミナールの開催【12月17日(日曜日)】
現代アートゼミナールとは
白河市では、2020年から“ 福島ビエンナーレ 風月の芸術祭 in 白河 ”を隔年で開催しています。
本ゼミナールを通して多くの市民の方々が美術の教養を深め、芸術祭をより一層楽しんで頂ける機会を提供します。
近年、教養としての美術をテーマにした講演会、書籍等の出版が世界的にブームとなっています。その源流には「リベラルアーツ」の教養との関連が考えられます。自ら人生を主体的に捉え、より良い人生を過ごすための「自由」を獲得するための技術。それがリベラルアーツの意味です。その果たすべき大きな役割が今、問い直されているのかもしれません。本ゼミナールでは「アート」を理解すること、「アート」を通して地域の方々との新しい交流を生み出すこと、地域の文化レベルを高めることをテーマに、現代美術の諸相についてゼミナール(※)で開催するものです。
※講釈を聞くことに加えてテーマに関して報告や講読を行うことで、積極的に意見を出し合い、活発なコミュニケーションのもとで進められていく授業形式
日時
令和5年12月17日(日曜日)午後1時半から午後4時
※第5回については、詳細が決まり次第お知らせします。
場所
白河市立図書館りぶらん 中会議室
※第5回については、詳細が決まり次第お知らせします。
参加料
500円 (資料代、お茶代として)
お申込み
専用ページ(リンク)より、お申込みください。
講座概要
【第4回講座】
▶︎渡邊晃一先生(福島ビエンナーレ藝術監督・福島大学教授)
▶︎「テーマ」:「現代アート入門」
▶︎ 内容(概要):
2004年から福島県内において隔年で開催されてきた現代アートの祭典『福島ビエンナーレ』。これまで県北(福島県文化センター、福島市、二本松市)、県中(福島空港、須賀川市)、会津(湯川村、喜多方市)、相双(南相馬市)で開催されており、2020年からは「風月の芸術祭」として白河市で展開している。「風月」というタイトルは、江戸時代の白河藩主、松平定信公の雅号に由来。自然を愛で、文化を享受した松平定信の精神を受け継ぎ、「白河だるま」や「狛犬・神獣」などの白河市と関連する文化と重ねながら展開してきた。
今回、本芸術祭の企画・監修者である福島大学の渡邊晃一氏に、本芸術祭と重ねて、Art、美術、芸術とは何か、現代美術の歴史的な背景についてお話いただく。
過去の講座
【第1回講座】令和5年6月18日(日曜日)白河市立図書館りぶらん 中会議室
▶︎ 宗像利浩先生(会津本郷焼 宗像窯当主)
▶︎「テーマ」:「陶と心〜伝統と革新〜」
▶︎ 内容(概要):
「福島ビエンナーレ2022 風月の芸術祭in白河」の招待作家・宗像利浩先生(会津本郷焼、宗像窯の当主)をお迎えし、陶芸の世界から「陶と心」をテーマに、伝統と革新との両面からお話を伺いました。
▲第1回講座の様子
【第2回講座】令和5年7月23日(日曜日)藤田記念博物館
▶︎ 川延安直先生(福島県立博物館専門員)、小林めぐみ先生(福島県立博物館学芸員)
▶︎「テーマ」:「白河の芸術文化とLife Museum」
▶︎ 内容(概要):
福島県立博物館より川延先生、小林先生をお迎えし、ご専門の立場から、白河の芸術文化のお話と重ねて「企画展 岡本太郎の博物館 はじめる視点」や「会津・漆の芸術祭」など、これまで活動されてきた事業について伺いました。
▲第2回講座の様子
【第3回講座】令和5年10月22日(日曜日)マイタウン白河 中会議室2
▶︎福井利佐先生(切り絵アーティスト)
▶︎「テーマ」:「福島ビエンナーレとの関わりについて」
▶︎ 内容(概要):
2020年・2022年に開催された「福島ビエンナーレ-風月の芸術祭in白河」の招待作家、福井利佐 先生(切り絵アーティスト)をお迎えし、出展作品に込めた想いや、芸術祭を通した地域住民との交流についてお話を伺いました。
▲第3回講座の様子
関連ファイルダウンロード
- 第4回・第5回現代アートゼミナールチラシPDF形式/7.08MB

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問い合わせ先
このページに関するお問い合わせは文化振興課 文化係です。
〒961-8602 福島県白河市八幡小路7-1
電話番号:0248-22-1111【内線 : 2341・2342・2343】 ファックス番号:0248-27-2577
メールでのお問い合わせはこちら- 2023年11月20日
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