現代アートのゼミナール開催【6月18日(日)・7月23日(日)】
現代アートゼミナールとは
白河市では、2020年から“ 福島ビエンナーレ 風月の芸術祭 in 白河 ”を隔年で開催しています。
本ゼミナールを通して多くの市民の方々が美術の教養を深め、芸術祭をより一層楽しんで頂ける機会を提供します。
近年、教養としての美術をテーマにした講演会、書籍等の出版が世界的にブームとなっています。その源流には「リベラルアーツ」の教養との関連が考えられます。自ら人生を主体的に捉え、より良い人生を過ごすための「自由」を獲得するための技術。それがリベラルアーツの意味です。その果たすべき大きな役割が今、問い直されているのかもしれません。本ゼミナールでは「アート」を理解すること、「アート」を通して地域の方々との新しい交流を生み出すこと、地域の文化レベルを高めることをテーマに、現代美術の諸相についてゼミナール(※)で開催するものです。
※講釈を聞くことに加えてテーマに関して報告や講読を行うことで、積極的に意見を出し合い、活発なコミュニケーションのもとで進められていく授業形式
日時
第1回:令和5年6月18日(日曜日)午後1時30分〜午後3時30分
第2回:令和5年7月23日(日曜日)午後1時30分〜午後4時
※第3回以降は、詳細が決まり次第、お知らせします。
場所
第1回:白河市立図書館りぶらん 中会議室
第2回:藤田記念博物館
※第3回以降は、詳細が決まり次第、お知らせします。
参加料
500円 (資料代、お茶代として)
お申込み
専用ページ(リンク)より、お申込みください。
▶︎ 第1回講座の申し込みはこちら
▶︎ 第2回講座の申し込みはこちら
講師
【第1回講座】
▶︎ 宗像利浩先生(会津本郷焼 宗像窯当主)
▶︎「テーマ」:「陶と心〜伝統と革新〜」
▶︎ 内容(概要):
「福島ビエンナーレ2022 風月の芸術祭in白河」の招待作家・宗像利浩先生(会津本郷焼、宗像窯の当主)をお迎えし、陶芸の世界から「陶と心」をテーマに伝統と革新との両面から話を伺います。
宗像窯のある会津本郷では、2007年から4年間「風と土の芸術祭」が開催されました。伝統的な歴史に根ざしつつ「新しい文化」の創造と向き合うことが、本企画のテーマとなりました。日本文化の本質が世界に問われる時代において柳宗悦は「自然に叛いては、どんなものも美しくはなりがたいでしょう。一つの品物を作るということは、自然の恵みを記録しているようなもの」と語っています。本ゼミナールでは、宗像先生の藝術を通して、文化や自然(土)をキーワードにお話を伺いたいと思います。
【2回目】
▶︎ 川延安直先生(福島県立博物館専門員)、小林めぐみ先生(福島県立博物館学芸員)
▶︎「テーマ」:「白河の芸術文化とLife Museum」
▶︎ 内容(概要):
福島県立博物館では「企画展 岡本太郎の博物館 はじめる視点」や「会津・漆の芸術祭」など、地域の伝統文化を現代アートとつなげる先進的な活動が企画されてきました。また「Life Museum Network」を通して、福島県内外のミュージアムや団体と連携しながら、地域の未来を考える文化事業を行っています。本ゼミナールでは、川延先生、小林先生をお迎えし、ご専門の立場から、白河の芸術文化のお話と重ねて、福島県立博物館で活動されてきた事業について伺います。
関連ファイルダウンロード
- 第1・2回現代アートゼミナールチラシ_PDF形式/2.24MB

PDFファイルをご覧いただくにはAdobe Acrobat Readerが必要です。
お持ちでない方は、左のボタンをクリックしてAdobe Acrobat Readerをダウンロード(無料)してください。
問い合わせ先
このページに関するお問い合わせは文化振興課です。
本庁舎3階 〒961-8602 福島県白河市八幡小路7-1
電話番号:0248-22-1111 ファックス番号:0248-27-2577
メールでのお問い合わせはこちら- 2023年5月23日
- 印刷する