南湖に春の訪れ。水入れを開始します
白河に春を告げる季節となり、2月27日より「水入れ」が始まります。
春の陽気に包まれる南湖公園で、豊かな水辺の散策をぜひお楽しみください。
今年度の取り組みについて
例年、水質浄化のために実施している「池干し」ですが、今年度は新たな試みを行いました。
池干し期間の短縮
冬に南湖を訪れる皆様にも美しい景色を楽しんでいただけるよう、例年約3か月行っている池干しの期間を約2か月間に短縮しました。
今回の期間短縮が、夏場のアオコ発生状況にどのような影響を与えるか、引き続き注視・検証を行ってまいります。

▲ 池干し中の様子
南湖の美しい水辺を守るために ―― 園芸スイレンの駆除を実施
池干し期間中の水の無い時期を活用し、繁殖が広がっている「園芸スイレン」の駆除に向けた実証実験を行いました。
- 作業日:1月22日、2月19日
- 作業範囲:約50m2
園芸スイレンとは?
南湖では1970年代から見られ、春から秋には美しい花を咲かせますが、実は国の「生態系被害防止外来種リスト」において「重点対策外来種(侵略的外来生物)」に指定されている植物です。非常に強い繁殖力を持っています。
南湖への影響は?
園芸スイレンは、ここ数年で急激に生息エリアを拡大しています。放置すると湖底をヘドロ化させ、水質悪化の大きな要因となってしまいます。
実証実験「手作業による根茎駆除」
園芸スイレンは、湖底に太い「根茎(こんけい)」を張り巡らせて増えていきます。
今回の実証実験では、池干しで湖底が露出している時期に合わせて、この根茎を手作業で掘り起こすという、地道で確実な駆除を試みました。
根茎は湖底の20センチメートル程度の深さに埋まっていました。丁寧に除去することで、今後の繁殖抑制を目指します。

▲ 園芸スイレンの繁茂状況と実証実験の場所

▲ 掘り起こし作業の様子

▲ 掘り起こした根茎の一部

▲ 駆除した園芸スイレンの根茎
今後の展望
園芸スイレンの繁茂を適切にコントロールできれば、美しい花を楽しみつつ、南湖本来の清らかな水質を守ることができます。
今回の実証実験は、あくまで「第一歩」です。
この実験の結果をしっかりと検証し、効果的な駆除方法を確立できた暁には、市民の皆様と一緒にこの活動に取り組んでいきたいと考えています。行政や専門家だけでなく、この美しい景観を愛する皆様の手で、次世代へ豊かな水辺を繋いでいく――。そんな「参加型の環境づくり」を目指しています。今後の展開に、ぜひご注目ください!
実証実験へのご協力
本実験にあたり、専門的な知見や多大なご協力をいただきました皆様に厚く御礼申し上げます。
- 福島大学 黒沢 高秀 教授(指導・駆除作業)
- 株式会社 テクアノーツ 様(駆除作業)
- 応用地質 株式会社 様(駆除作業)
問い合わせ先
このページに関するお問い合わせは都市計画課 南湖係です。
本庁舎2階 〒961-8602 福島県白河市八幡小路7-1
電話番号:0248-28-5534 ファックス番号:0248-24-2844
メールでのお問い合わせはこちら- 2026年2月27日
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