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第31回中山義秀文学賞公開選考会のお知らせ

第31回中山義秀文学賞公開選考会

最終候補となる3作品が2次選考を通過し、次のとおり公開形式による最終選考会を開催しますので、選考委員の生の論評・採点や、受賞作品の決定の瞬間をぜひ会場でご覧ください。

第31回中山義秀文学賞公開選考会案内

日時

令和7年9月28日(日曜日)午後1時30分から

会場

新白信ビル イベントホール(白河信用金庫西支店  白河市立石96番地)

最終選考委員(五十音順)

伊東潤氏(作家)、木下昌輝氏(作家)、澤田瞳子氏(作家)、細谷正充氏(文芸評論家)

入場料

無料

申し込み方法

電話、ファックス(第31回中山義秀文学賞公開選考会案内 [PDF形式/2.74MB])、窓口のいずれかの方法でお申し込み下さい。

お申し込み先

中山義秀顕彰会事務局(中山義秀記念文学館内)

  • 電話   0248-46-3614
  • ファックス  0248-46-3702

候補作品のご紹介(推薦受付順)

『 梅の実るまで  茅野淳之介幕末日乗 』 高瀬 乃一 著  新潮社

あらすじ

サンプル画像お役目がなく武芸はからっきし、学問で身を立てたいが時流には乗れない茅野淳之介は、幼なじみの同心から頼まれたある娘の見張りをきっかけに、攘夷の渦中へと呑み込まれてゆく。徳川の世しか知らないながらも、武士という身分に疑問を抱き始めた青年が、近しい人々の非業の死を乗り越えようやく見つけた、次代につながる道とは。             生へのひたむきな問いが胸を打つ、人間味溢れる時代小説。

著者プロフィール

高瀬 乃一 氏(たかせ・のいち)

1973年愛知県生まれ。名古屋女子大学短期大学部卒業。青森県在住。2020年『をりをり よみ耽り』で第100回オール讀物新人賞を受賞。2022年刊行のデビュー作『貸本屋おせん』で第12回日本歴史時代作家協会賞新人賞を受賞。他の著書に『無間の鐘』『春のとなり』『往来絵巻 貸本屋おせん』などがある。

『 雪夢往来 』 木内 昇 著  新潮社

あらすじ

サンプル画像「越後では家の二階を越えるほど雪が降る」塩沢から来た鈴木儀三治(牧之)の言葉を、江戸者たちは大法螺だと笑い飛ばした。雪国の暮しぶりと綺談を世に広めたい。儀三治の書いた原稿は人気戯作者・山東京伝の目に留まり、出板へと動き始める。しかし板元からの金銭要求、京伝をはじめとする仲介者の死去にたびたび見舞われ、原稿は師・京伝への対抗意識に燃える滝沢馬琴の手に渡る。熱心に改稿の助言を授けてくれる馬琴のもとで、ようやく世に出るかに思われたが――。                                             初稿から刊行まで、実に四十年を要した江戸のベストセラー『北越雪譜』の数奇な運命と虚々実々の江戸出板界を鮮やかに描きだす長編小説。

著者プロフィール

木内 昇 氏(きうち・のぼり)

1967年生まれ。2004年『新選組 幕末の青嵐』で小説家デビュー。2008年に刊行した『茗荷谷の猫』で早稲田大学坪内逍遙大賞奨励賞を受賞。2011年『漂砂のうたう』で直木賞を受賞。2013年刊行の『櫛挽道守』は中央公論文芸賞、柴田錬三郎賞、親鸞賞を受賞した。他の著書に『化物蝋燭』『万波を翔る』『占』『剛心』『かたばみ』『惣十郎浮世始末』『奇のくに風土記』など作品多数。

『 二月二十六日のサクリファイス 』 谷津 矢車 著  PHP研究所

あらすじ

サンプル画像二・二六事件の“真の犠牲(サクリファイス)”は誰だったのか――                       石原莞爾とともに事件の捜査をすることになった憲兵隊員を通して軍や国家の“歪み”を描き出す、衝撃の長編歴史小説。                                                  侍従武官長として天皇に近侍している本庄繁陸軍大将を義父に持ち、蹶起した青年将校ともつながっていた山口一太郎大尉。二・二六事件の重要容疑者である彼の調査を憲兵隊員・林逸平が任せられるも、なぜか戒厳司令部参謀・石原莞爾が協力すると言い出してきた。獄中でも、ストーブのある部屋での兵器の開発を許される山口を取り調べるも――。                                                        正義とは何か、国家としての大義はどこにあるのかを鋭く突き付ける、著者渾身の勝負作!

著者プロフィール

谷津 矢車 氏(やつ・やぐるま)

1986年東京都生まれ。駒澤大学文学部卒業。2012年『蒲生の記』で第18回歴史群像大賞優秀賞受賞。2013年に『洛中洛外図狂伝 狩野永徳』でデビュー。2018年に『おもちゃ絵芳藤』で第7回歴史時代作家クラブ賞作品賞受賞。他の著書に『憧れ写楽』『蔦屋』『ぼっけもん』などがある。

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問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは中山義秀記念文学館です。

〒969-0309 福島県白河市大信町屋沢田25

電話番号:0248-46-3614 ファックス番号:0248-46-3702

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