施政方針

施政方針は、市政運営にあたり基本的な考え方や当初予算の概要、主な事業について述べたものです。

平成29年度施政方針

平成29年3月1日 白河市長 鈴木和夫

はじめに

 平成29年3月市議会定例会の開会に当たり、平成29年度一般会計当初予算案をはじめ重要な議案を提出いたしました。
 
以下、その概要についてご説明いたしますが、それに先立ち、新年度の市政運営についての基本的な考え方並びに当面する市政の諸課題について所信の一端を申し上げます。

 さて、今、世界では、「アメリカファースト」を掲げるトランプ大統領のもと、保護主義の傾向を強める米国や、難民問題が深刻化する中、民族主義政党が勢いを増しているEUなど、格差の拡大を背景に反グローバリゼーションの流れが広がり始めております。
 また、経済力や軍事力の拡大とともに、周辺諸国とのあつれきを生んでいる中国、さらには、中東諸国を始め各地で頻発するテロなど、世界情勢は不透明感を増しております。
 一方、世界経済は、金融安定化政策や景気・雇用対策などにより回復基調が続く米国をはじめ、失業率の低下など雇用の改善がみられる欧州諸国、成長率が横ばいで推移する中国など、全体としては回復傾向にあると見られております。
 我が国の経済は、個人消費の動きは鈍いものの、雇用や所得、民間設備投資は改善の傾向にあり、国の2次補正予算での経済対策による公共投資の増加や、円安基調を背景としたアジア諸国への輸出が堅調に推移するなど、緩やかな回復が続いております。
 このような中、国の新年度当初予算案では、経済の活性化や働き方改革に取り組むなど、一般会計総額が97兆4,500億円を超え、過去最大の規模となりました。
 歳入では、堅調に推移する税収に加えて、剰余金などで所要額を確保し、新規国債の発行額を前年度並みに抑えております。
 歳出では、仕事と家庭の両立を支援するため、育児休業手当の支給期間を延長することや、保育士・介護職員の人材を確保するため、報酬の増額が盛り込まれるなど、社会保障費の充実を図っております。
 農林水産業費については、農業生産基盤を強化するため、農地の大区画化や水利施設の長寿命化を進めるほか、農村地域の魅力を国内外に発信し、ビジネスとして「農泊」を推進する経費も計上されております。
 公共事業費については、防災・減災やインフラの老朽化対策など、前年度と同規模が確保されたほか、春先の工事発注の落ち込みを抑制し、年度間の事業量の平準化を図るため、ゼロ国債を設定しております。
 また、地方財政は、基幹的な収入である税については増収が見込まれる一方、地方交付税は減額となっておりますが、交付税の代替である臨時財政対策債を増額することにより、一般財源総額は確保されております。

 次に、県の当初予算案につきましては、今年度とほぼ同規模の約1兆7,100億円が計上されております。
 主な内容として、まず、産業振興では、医療機器など新産業の実用化や航空宇宙産業の集積に向けた支援を拡充し、地元中小企業の参入を促進するほか、県産農林水産物の販売促進に向けて、需要の拡大が見込める有機農産物等の流通体制の整備を図っております。
 また、交流人口の拡大では、仮設住宅を体験用住居として再利用し、定住・二地域居住を推進するほか、福島版DMOを中心とした体験型観光モデルコースの設定や、道路標識などの環境整備により、インバウンド観光の受入体制を強化しております。
 さらに、IT関連企業への就職や、結婚・出産を機に離職した方の再就職など、女性が働きやすい環境の充実を図っております。

本市の基本方針

 私は就任以来、本市の持つ可能性を引き出すため、足元の資源を磨き、活用することに全力で取り組んでまいりました。
 産業の振興、中心市街地活性化、歴史・文化を活かしたまちづくりに加え、国道4号の4車線化や白河中央スマートICなど、重要な基盤となるインフラ整備にも力を注いでまいりました。
 この間、大震災に遭遇しましたが、「災いを転じて福となす機会」と捉え、国道294号バイパスの整備を一気に進め、小峰城の修復も順調に進んでおります。
 また、市立図書館りぶらんに加え、市民待望の文化交流館コミネスなど、文化の核となる「市民の広場」を整備し、ひじりん館やきつねうち温泉など、地域の特色を活かした「交流の場」の充実も図ってまいりました。
 今後、これらを最大限に活用し、本市の魅力をさらに高めるためには、子育てや教育、女性の活躍、文化の力など「未来の人づくり」が重要になってくるものと思います。
 今、多くの市民の出資を得て、若手経営者を中心に白河を舞台とした映画が製作されるなど、まちづくりへの主体的な取り組みが広がりつつあり、「自分のまちは、自分でつくる」との気概も生まれ始めていると感じております。
 市民と行政の信頼関係を深め、互いの力を活かし合うことで、魅力ある地域をつくっていきたいと考えております。

一般会計予算の概要

 次に、一般会計当初予算案の概要について申し上げます。
 まず、歳入のうち市税では、個人所得や企業の設備投資が堅調なことから、一定の増収を見込んでおります。
 一方、地方交付税は、合併算定替の特例期間終了などにより、減収が見込まれますが、交付税の代替である臨時財政対策債を含めて、所要の一般財源を確保しております。
 また、各事業において国・県支出金を最大限活用するとともに、財政調整基金や合併特例債を有効に活用し、財源の確保を図ったところであります。
 次に、歳出につきましては、産業の振興や子育て支援、交流人口の拡大に加え、福祉の充実、社会資本の整備などに所要の額を確保するとともに、子どもの貧困対策にも目配りし、必要な経費を計上いたしました。
 その結果、一般会計予算の総額は、278億7千万円となりました。
 また、除染対策経費を除いたいわゆる通常ベースでは、文化交流館コミネスやマイタウン白河など、大型事業が終了したことにより、対前年度比較で10.5%の減となっております。

主要な事業

第1 安全・安心プロジェクト

除染対策事業

 市内全域の住宅除染の完了に伴い、放射線量の低減及び安全性を確認するための事後モニタリング調査について、28年度の大信地域に続き、白河・表郷・東地域を実施してまいります。

中間貯蔵施設

 白河及び大信地域仮置場から除去土壌等の搬出を開始しておりますが、今後とも、国や県に対して、施設の早期完成を強く求めてまいります。

消防・防災対策

 地域防災の要である消防団を支援するため、消防車両や屯所を更新してまいります。 また、災害発生直後の食糧供給を迅速に行うため、計画的な備蓄を進めてまいります。

消費者行政

 本庁舎地下に「消費生活センター」を設置し、相談体制を強化してまいります。

第2 健康・福祉・医療プロジェクト

子育て支援

 増加する保育園の待機児童対策として、「おもてごう保育園」の一部を増築するほか、新たな小規模保育所の開園に向けた準備を進めてまいります。
 また、保護者の育児負担を軽減するため、病気の治療中または回復期にあり、家庭などでの保育が困難な子どもを一時的に預かる「病児保育施設」について、31年度の開所に向け、白河厚生総合病院の敷地内へ整備してまいります。

子どもの貧困対策

 放課後などに学習支援や食事の提供を行う団体に対し、運営費の一部を助成する「子どもの居場所づくり支援事業」に取り組んでまいります。
 また、ひとり親家庭への支援として、親が資格取得のために看護師や介護職などの養成機関に通う場合は、現在の基本的な生活費の支給に加え、上乗せできる融資制度を創設し、一定の要件を満たした場合には、その返還を免除する「ひとり親キャリアアップ応援貸付事業」を実施してまいります。
 また、ひとり親家庭に寄り添い、安定した就職先を見つけるための支援を行う「就業支援専門員」も配置してまいります。

保健・医療

 二次救急医療機関の搬送受入の向上や、圏域の医師不足を解消するため、医師確保に向けた財政支援を実施してまいります。
 また、県立医科大の「地域医療体験実習」を継続するとともに、白河医師会准看護学院への財政支援を行い、看護人材の確保に努めてまいります。
 また、様々な特典が受けられる「いきいき健康マイレージ事業」や、高血圧対策の「へる塩チャレンジ塾」などを実施し、市民一人ひとりの健康づくりを支援してまいります。
 さらに、医師会と連携し、個人の健康状態にあわせた保健指導を行うことにより、生活習慣病の発症と重症化の予防に努めてまいります。

高齢者福祉

 介護予防や生活支援サービスの充実を図るとともに、市の独自事業として、運動機能の向上訓練を短時間で行う通所型サービスを新たに実施してまいります。
 また、介護・福祉に従事する人材の確保と地元定着を図るため、「しらかわ介護福祉専門学校」の学生に対し、教材費の一部を補助するとともに、「初任者研修」に係る受講料を助成してまいります。
 さらに、弁当の宅配やゴミの訪問収集をはじめとした生活支援サービスを継続し、企業や関係団体との連携のもと「見守り活動」を実施してまいります。

障がい福祉

 近隣の町村と連携しながら、発達障がいへの対応などを盛り込んだ「障がい福祉計画」を策定し、広域での福祉サービスの充実に取り組んでまいります。

第3 産業・雇用プロジェクト

産業の振興

 地元中小企業の競争力を強化するため、新商品・新サービス開発や展示会出展への助成を行うとともに、産業サポート白河や金融機関等と連携し、ものづくり企業の技術の高度化や国内外への販路拡大を支援してまいります。
 また、新たな産業の創出を支援するため、産業プラザを拠点に講習会や相談会を開催するほか、起業・創業に要する経費の一部を助成することにより、若者や女性起業家を育成してまいります。
 また、中小企業の経営基盤の安定を図るため、地元企業の情報発信やインターンシップに取り組むとともに、就職活動に要する交通費の一部を助成することなどにより、UIJターンによる地元への就職を支援してまいります。
 さらに、産業サポート白河や関係団体と連携し、女性が働きやすい環境づくりを進めてまいります。

再生可能エネルギー

 住宅用システムの導入に対する助成を行うとともに、小水力発電など新たな可能性についても調査してまいります。

企業誘致

 三菱ガス化学「イノベーションセンター白河工場」が今月から営業運転を開始し、8月からの本格操業を予定しております。当初は100名以上の雇用が見込まれ、順次、増員する計画となっております。
 また、ヤフーデータセンターにつきましては、昨年末に4号棟が完成し、情報量の増大に加え、セキュリティや災害への備えなどから、さらに増設が見込まれております。
 今後も、地理的優位性など本市の魅力を発信し、成長産業を中心に企業誘致を推進してまいります。

農業の振興

 担い手の育成・確保と経営の安定化のため、新規就農者を重点的に支援するとともに、様々な営農相談にも、きめ細やかに対応してまいります。
 また、農地中間管理機構を通して、集積・規模拡大を行った農家に対する助成を引き続き行ってまいります。
 また、地産地消とブランド化を推進するため、白河産米の消費拡大や新商品の開発、販路開拓等を支援してまいります。
 さらに、農業経営の収益力・生産基盤を強化するため、施設や設備の導入を支援してまいります。

有害鳥獣対策

 農林業や生活への被害を防止するため、イノシシに加えてハクビシンなどの捕獲に係る報奨を新設するほか、捕獲隊員の育成を図るため、新たに狩猟免許を取得する場合の費用等を助成してまいります。

観光の振興

 台湾やタイをターゲットにインバウンドを誘致するため、旅番組を制作し放映するとともに、会津や那須地域と連携し、現地旅行会社の社員を対象としたモニターツアーを実施してまいります。
 また、DCキャンペーン期間中、県南地域の観光振興に大きく貢献した「ふくしまDC県南推進協議会」を基盤とする新たな組織を設立し、今後とも広域観光を進めてまいります。
 さらに、交流人口の拡大と地域経済を活性化するため、引き続き「ご当地キャラこども夢フェスタ」を開催するとともに、南湖公園の湖面を活用した「プロジェクションマッピング」を実施するほか、「サイクルツーリズム事業」にも取り組んでまいります。

風評被害対策

 白河産コシヒカリをはじめとする農畜産物の安全性と魅力について、首都圏等で強くアピールするため、紅白だるまのパッケージを活用し、「白河」をプロモーションしてまいります。

戊辰150周年

 来年度が記念の年にあたることから、改めて、白河における戊辰戦争の意義を考え、歴史的検証を行うなど、各種事業の実施に向けた準備を進めてまいります。

第4 教育・文化・生涯学習

教育環境の充実

 釜子小学校の新校舎とプールが完成することから、引き続き屋内運動場と現校舎の大規模改修に着手するほか、小・中学校すべてのトイレについて、洋式化を進めてまいります。
 また、従来から取り組んできた学校司書の配置について、小学校の29年度中の完了を目指してまいります。
 また、学習意欲を向上させるため、「土曜学習推進事業」の実施箇所および回数を増やしてまいります。
 また、経済的な支援を必要とする保護者の負担を軽減するため、就学援助の支給額を増額するとともに、「クラブ活動費」や「児童・生徒会費」、「PTA会費」を加え、支給項目を拡充してまいります。
 さらに、経済的な理由から大学への進学が困難な生徒の就学を支援するため、給付型奨学金の対象者数を拡大してまいります。

生涯学習の充実

 各種講演会や福島大学白河サテライト教室の講座を継続し、市民の学習機会の確保・充実に努めてまいります。
 さらに、市立図書館で市民に複製絵画を貸し出すことにより、美術を身近に感じるきっかけを作り、芸術に親しむ環境を醸成してまいります。

文化芸術の振興

 市民の文化活動を活性化するため、新たに活動を始める団体や、技量の向上を目指す団体に対する支援を拡充してまいります。
 また、文化交流館コミネスでは、引き続き開館記念として、松竹大歌舞伎、NHK交響楽団の演奏、劇団四季による公演など、多彩な事業を計画するとともに、中学生を対象に質の高い舞台芸術を鑑賞する機会も提供してまいります。

スポーツの振興

 市民アンケートの結果を踏まえ「スポーツ推進計画」を策定するほか、タイトルホルダーなど著名な元プロ野球選手による野球教室の開催や、地元チームとの親善試合などを行う「ドリーム・ベースボール事業」を実施してまいります。

小峰城跡

 引き続き、本丸南面、雪見櫓、帯曲輪北面などの石垣積替えを行い、崩落箇所の早期修復に努めるとともに、園路や広場を整備してまいります。
 また、小峰城修復の歩みを広くPRするため、「全国城跡等石垣整備研究会」を本市において開催する予定であります。

南湖公園

 史跡名勝としての景観を守るため、侵食が見られる西側護岸の整備に取り組んでまいります。
 また、観光地としての魅力を高めるため、「歴まち地区計画」に基づき、新規店舗の参入を促してまいります。

集古苑特別企画展

 谷文晁に師事し、晩年まで白河城下を中心に活動した「蒲生羅漢(がもう らかん)」の展覧会を開催してまいります。

第5 都市基盤プロジェクト

歴史と文化を活かしたまちづくり

 まちなか回遊の拠点づくりとして、小南湖の園路を整備するとともに、旧脇本陣柳屋旅館の蔵座敷についても伝統工法による修復を進めてまいります。
 また、郷土の誇りを醸成し、本市の歴史に対する理解を深めるため、引き続き「しらかわ検定」を実施してまいります。

中心市街地の活性化

 居住人口の増加に向け、旧商工会議所跡地等で民間が取り組む共同住宅の整備を支援してまいります。
 また、新たに市民グループが自主的かつ意欲的に行う活動を支援し、街なかの賑わいと活力の創出に努めてまいります。
 さらに、市民会館跡地の周辺環境を整備するため、市民会館南北線を改良してまいります。

景観まちづくり

 景観協定による修景事業や市民自らが行う景観づくりを引き続き支援するとともに、良好な景観形成への意識を育むため、小学生を対象とした「景観学習事業」を実施してまいります。

道路網の整備

 国道294号白河バイパス工区では用地の取得が進み、同じく豊地工区では31年度の完成に向け、東北自動車道交差点部のボックスカルバート工事が始まっており、全体として順調に進んでおります。

市道

 金勝寺大谷地線、深仁井田釜子小学校線、梁森中寺線などを整備してまいります。
 また、橋梁をはじめ道路などの定期点検を実施し、施設の長寿命化を図ってまいります。

都市計画道路

 「県道白河駅白坂線」向新蔵工区の整備に向け、引き続き、県と連携を図ってまいります。
 また、文化交流館コミネスへのアプローチとなる乙姫桜プロムナード2号線については、29年度早期の供用開始を目指して整備を進め、さらに、市内を巡る歩行系回遊ゾーンの拡充にも取り組んでまいります。

都市公園

 利用頻度が高い公園から順次、老朽化した遊具の改築・更新を図ってまいります。

市営住宅

 引き続き、電源容量等の改修を進め施設の長寿命化を図ってまいります。
 また、木造住宅の耐震化や三世代同居等を始める世帯への支援を継続し、良好で快適な住環境づくりを推進してまいります。

下水道事業

 公共下水道につきましては、葉ノ木平や大鳥居橋前、関辺の各地区を整備するとともに、立石地内の管路や都市環境センターの設備を更新してまいります。
 また、農業集落排水事業につきましては久田野地区の施設を更新するとともに、上願及びあぶくま地区の施設を改築するため、実施設計に着手いたします。
 さらに、公共下水道等の区域外では、引き続き、市が行う合併処理浄化槽の設置を推進してまいります。

水道事業

 五箇地区の石綿管布設替および市内の老朽管布設替を継続するとともに、向山配水場の耐震補強を実施してまいります。
 また、効率的な施設運用を図るため、関辺から小松地区までの連絡管を整備してまいります。

地域公共交通

 利用者の需要や地域の特性を踏まえた交通体系づくりに向け、「地域公共交通網形成計画」を策定するとともに、新たに循環バスの日曜・祝日試験運行を実施してまいります。

第6 環境・コミュニティプロジェクト

環境保全対策

 不法投棄を防止するため、監視を強化するとともに、市民による資源回収活動への支援を継続してまいります。

地域コミュニティの強化

 町内会の活動拠点となる集会所を計画的に整備するとともに、自主的な活動を支援する「地域の底力再生事業」や「“結”支援事業」をさらに推進してまいります。
 また、街なかの空き家を活用した「コミュニティ・スペース エマノン」の充実を図り、若者が自由な発想でまちづくりに参加できる環境づくりを支援してまいります。
 さらに、「地域おこし協力隊」を活用し、地域の活性化を図ってまいります。

空き家対策

 本市の魅力や暮らしを知っていただく機会を増やすため、「お試し居住」に取り組むとともに、「空き家バンク」の利活用を進めてまいります。

行財政運営

財政の状況

 近年、実質公債費比率をはじめ、財政指標の改善が図られておりますが、今後、普通交付税の段階的な減少や、扶助費、公共施設の維持管理費等の伸びが見込まれることから、事務事業の見直し等により、引き続き健全な財政運営に努めてまいります。

組織の見直し

 文化交流館コミネスの開館を契機として、市全体で文化芸術を振興するため、教育委員会に属していた文化部門を市長部局に編入してまいります。
 また、公営企業会計への統合を速やかに実施するため、下水道課を水道部に編入してまいります。

職員の資質向上

 地域の様々な課題に迅速かつ的確に対応し、将来を見据えた政策を立案・実行できる人材を育成するため、ふくしま自治研修センターをはじめとする専門機関での研修や、国・県への派遣などを実施してまいります。

広報広聴

 写真等を効果的に活用することなどにより、見やすく分かりやすい広報紙を発行してまいります。
 また、「ホームページ」や「フェイスブック」を有効に活用し、市政情報の迅速な発信に努めてまいります。
 さらに、各種会合などを通して、市の方針や取り組みを説明するとともに、市民の皆様の意見や提案の趣旨を受け止め、市政に反映するよう努めてまいります。

むすびに

 徳川4代将軍家綱の補佐役であり、会津藩の藩祖である「保科正之」は、明暦の大火の際、焼失した天守閣の再建よりも、道路の拡幅や河川の改修、さらには隅田川に橋をかけるなど、江戸の復興を大胆に推進しました。
 軍事防御を優先した都市づくりから、経済の発展や民生の安定へと転換を図った正之は、徳川幕府の基礎をつくった名君と言われております。
 日本は今、少子化や超高齢化、格差の拡大など、多くの困難に直面しております。
 しかし、前例や既成概念にとらわれることなく、目の前の課題に正面から向き合い、大局的見地から確かな手を打っていけば、必ず道は切り拓けるものと考えております。
 未来に向かい、強い意志を持って進んでまいりますので、議員各位並びに市民の皆様方のより一層のご理解とご協力を心からお願い申し上げ、施政方針の表明といたします。

関連ファイルダウンロード

Get Adobe Reader

PDFファイルをご覧いただくにはAdobe Readerが必要です。
お持ちでない方は、左のボタンをクリックしてAdobe Readerをダウンロード(無料)してください。

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは企画政策課 企画政策係です。

〒961-8602 福島県白河市八幡小路7-1

電話番号:0248-22-1111【内線 : 2322・2323・2324】 ファックス番号:0248-27-2577

メールでのお問い合わせはこちら

アンケート

白河市ホームページをより良いサイトにするために、皆さまのご意見・ご感想をお聞かせください。
なお、この欄からのご意見・ご感想には返信できませんのでご了承ください。

Q.このページはお役に立ちましたか?
スマートフォン用ページで見る