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南湖名勝図并詩歌【なんこめいしょうずならびにしいか】
指定種別 | 市指定 重要文化財(歴史資料) |
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指定年月日 | 昭和58年7月22日 |
所在地 | 白河市二番町 |
所有者 | (公財)藤田教育振興会 |
大きさ | 縦39.0cm 横439.3cm |
松平定信は、南湖に17の景勝地を選び、文化年間に諸国の大名・公家・儒官などに詩歌を求め、白河藩絵師星野文良に真景図の作成を命じた。本資料は、寄せられた和歌短冊・漢詩と名勝図を一巻にまとめたものである。
名勝図は、中央やや左上部に関山を臨み、南湖と周辺の丘陵が描かれる。山々や松波などに大和絵風の手法が見られ大和絵風真景図ともいえるものである。画面手前に月待山、月見浦、鏡の山、対岸に小鹿山、左右に千世の堤、千代の松原などの配置で描かれ、各景勝地には、定信の自筆により、右側に和歌読み、左側に漢詩読みの名称が注記されている。
和歌は、近衛基前の関の湖を筆頭に、共楽亭、鏡の山、真萩が浦、錦の岡、月待山、月見浦、常盤清水、松風の里、松虫の原、下根の嶋、みかげの嶋、千世の堤、小鹿山、八聲村、有明崎、千代の松原の順で短冊が貼付され、漢詩は上下二段の九列に和歌と同順で貼付されている。短冊・漢詩脇にも定信自筆による作者の注記がされている。
また南湖西岸の共楽亭脇には、その和歌・漢詩を一石の表裏に刻した碑が建てられている。
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このページに関するお問い合わせは文化財課 文化財保護係です。
〒961-0053 福島県白河市中田7-1(白河市歴史民俗資料館内)
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