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作事稲荷 【さくじいなり】

作事稲荷

 

指定種別 市指定 史跡
指定年月日 平成25年4月11日
所在地 白河市郭内
所有者 個人
指定面積 88.80m2

初代白河藩主丹羽長重が、寛永6年(1629)から小峰城の大改修を行った際、櫓や門の建築にあたったのが作事方役所であり、大工や石工の安全を祈願して祀られたのが作事稲荷である。

現在確認できる資料からは、社殿の建立年代を明らかにすることはできないが、明治期の文献に記される伝承では築城時に勧請されたと伝えられ、奉納された灯籠などに見られる紀年銘や本殿の造作等から、現存の社殿は江戸時代に建てられ、現在地に移転したものと推測される。

小峰城築城という大規模工事の精神的なよりどころとされた神社と考えられ、歴代城主も継続してこの稲荷神社を祀っており、小峰城の歴史を知るうえで重要な史跡である。

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