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まちづくり・市民協働

白河市都市計画マスタープランについて

1.都市計画マスタープランとは

都市計画マスタープランとは、私たちが住んでいる地域をよりよいものにするための法律に定められた計画であり、私たちが実践する白河市の都市づくりに関する基本的な方針を定めるものです。

 

2.目標期間

本計画の計画期間は、平成21年度から平成40年度のおおむね20年間とします。
本計画が長期的な視点に立った都市の基本的な方向を示すことと、次の世代を担う子供達が活躍する将来イメージを描く場合、20年という期間が適当であると考えるからです。

 

3.策定にあたってのコンセプト

市民の計画として分かりやすくという観点から、専門的な記述をなるべく避けて、20年後に白河市を担うと考えられる中学生に理解できる内容を心がけます。

 

4.都市づくりの課題

  1. ふるさとを意識した都市づくり
    市民の誰もが白河を知り、ふるさとに愛着を持てるよう、交流できる場や機会を増やし、都市づくりを進めていく必要があります。
  2. 自然と共生した都市づくり
    自然と共生した都市づくりを身近なものとして、豊かな自然と調和した都市を次の世代に引き継いでいく必要があります。
    また、市街地と田園それぞれの美しさや良さを維持していくため、地域に応じた適切な土地利用を誘導していく必要があります。
  3. 白河らしい都市づくり
    本市の歴史と文化を再認識して、中心市街地の魅力の再生を図るとともに、すでに整備された400年来の既存ストックを活かした都市づくりを進めていく必要があります。
    また、古くから東北の要衝の地と位置付けられた地の利を活かしながら、近隣市町村や都市間との交流を深め、地方都市としての新たな都市活動を創造していく必要があります。
  4. 美しい白河の景観づくり
    本市には、那須連峰の裾野に広がる緑豊かな美しい景観があり、「南湖公園」、「小峰城跡」、「白河関跡」などの先人が守り築いてきたかけがえのない歴史的遺産が残されています。これらの後世に残すべき財産を活かしながら、地域の風土や文化を反映した魅力あふれる白河市の景観を育てていく必要があります。
  5. 人を大切にした都市づくり
    少子高齢化、核家族化が進む中で、誰もが元気に過ごし、安心して暮らしていくためには、市民同士の助け合いが欠かせません。そして、すべての人々が生活するうえで、人と人との交流にストレスを感じることが少なくなるような都市空間づくりを進めることが重要になります。そのためには、さまざまな場面を想定したユニバーサルデザインの都市づくりを進めていく必要があります。また、誰もが行きたいところへスムーズに移動できる環境づくりのため、使いやすい公共交通機関の充実や、歩いて楽しいと感じることのできる都市空間を増やしていく必要があります。
 

 

5.都市(まち)づくりの基本方針

将来都市像「交流創造都市 ふるさと白河」を目指して、生活密度が高いまちの基本方針を次のように定めます。

  1. 城下町の都市構造を活かしたにぎわいのあるまち
    先の時代から引き継いできた400年前の町割りに始まる白河市の市街地を大切にし、町屋の敷地を活かした歴史と風情あるまちなか居住の提案、人の顔が見える商店を大切にした中心市街地の再生、地域の温もりのある交流等により、にぎわいのあるまちを目指します。
  2. 密な公共交通等による生活利便性の高いまち
    高齢化社会、環境へ配慮し、これからは、安全で安心な歩行空間の整備などにより、城下町に歩く楽しみを取り戻すとともに、市街地内にすでに整備された公共交通機関を有効活用します。また、市民にとって使い勝手の良い新たな公共交通のあり方を検討し、スムーズに交流が実現出来る都市を目指します。
  3. まちと緑が共生した環境に優しいまち
    人口減少社会の到来により、無秩序に市街地を拡大することは避けなければならないことから、城下町を核としたコンパクトな市街地を中心として、市街地は必要以上に拡大せず、周辺の川と里山に抱かれた田園地域を守る、まちと緑が共生した都市づくりを目指します。また一方では、活力ある都市活動を支えるために、適切な計画をもって地域特性に応じた土地利用を計画的に誘導します。
  4. 連続の美と空間の美のメリハリによる美しいまち
    本市の景観は、「白河関跡」「小峰城跡」「南湖公園」などの歴史的・文化的景観資源と、那須連峰や、そこを源とする河川、自然丘陵、田園風景などの自然的景観資源の両方が魅力となっていることから、城下町のおもかげを残した中心市街地では、趣のある建築物による連続の美を追求し、自然的景観では、空間の美を追究する、メリハリのある景観づくりを目指します。また、そのようなメリハリのある都市景観の中で、住んでいる人が心地よいと思える、地域の個性が息づくまちなみ景観の実現を目指します。
  5. 人とのふれあいから「ふるさと」を意識するまち
    かつては、隣近所をはじめとしたお付き合いの中で、助け合い、協力し合いながら生活し、様々な交流がありましたが、現在は、技術や流通の発展により、人と人とのつながりが弱まり、共通認識だったふるさとの大切なものまで見失おうとしていることから、現在の利便性を維持しながら、ふるさとを身近な人とのふれあいから知り、人間関係が密で温もりあるコミュニティのあるまちを目指していきます。また、年齢や性別、身体的能力の違いを越えて、人を思いやる気持ちをかたちにしたユニバーサルデザインの都市づくりをあらゆる場で進めていきます。

 

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問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは都市計画課 計画係です。

〒961-8602 福島県白河市八幡小路7-1

電話番号:0248-22-1111【内線 : 2234】 ファックス番号:0248-24-1854

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