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(伝)金売吉次兄弟の墓【かねうりきちじきょうだいのはか】

(伝)金売吉次兄弟の墓

指定種別 市指定 史跡
指定年月日 平成8年3月29日
所在地 白河市白坂皮籠
所有者 白河市ほか

白坂皮籠地区に所在する石碑である。

3基の石塔は左から吉内、吉次、吉六の、いわゆる「金売吉次三兄弟の墓」と伝えられ、地元では「吉次様」の墓として信仰されている。

石塔は、白河石で作られた宝篋印塔で、校後世の積み替えの際に別種の石塔の一部が混入し、本来の形状は留めていない。紀年銘などの銘文は見えず、明確な建立年代は特定できないが、制作技法の特徴から室町時代ごろの建立とみられる。なお石塔の石囲いは、江戸時代末期の元治元年(1864)に作られたものである。

「白河風土記」の皮籠村の項に「橘次信高兄弟墓碑三基」とあり、承安年間(1171~1174)、砂金の交易をして京都より帰る際、この地で群盗に財を奪われ殺された吉次兄弟と従者たちを、里人が憐れんで手厚く葬り、碑を建てたとする伝承が記されている。また治承4年(1180)に源義経がここに立ち寄り、吉次兄弟の霊を弔い、その霊を八幡宮に合祀したとする伝承も残されている。

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