中臣祓(松平定信奉納)【なかとみのはらえ(まつだいらさだのぶほうのう)】
巻頭
巻末
指定種別 | 市指定 重要文化財(書跡) |
---|---|
指定年月日 | 平成8年3月29日 |
所在地 | 白河市中田(白河市歴史民俗資料館保管) |
所有者 | 鹿嶋神社 |
大きさ | 縦29.6cm 長さ242.5cm |
文化3年(1806)9月吉日に、白河藩主松平定信によって鹿嶋神社に奉納された定信自筆の中臣祓竹簡である。
縦29.6cm、横2.6cm、厚0.3cmの竹簡87枚を鞣し革(なめしかわ)でつなぎ合わせた形態をとるもので、竹簡一枚が1行10字詰めで、題記と奥書の年紀・署名を除き81枚にわたって祓文が墨書で書写されている。なお、横の界線は彫り込まれた線に朱が塗られている。奥書には「文化三年丙寅九月吉日」「幕府世臣白河城主従四位下行左近衛権少将兼越中守源朝臣定信謹書」と記されている。
この定信筆祓とともに榊原忠次筆一巻も奉納されており、総鎮守鹿嶋神社に対する歴代白河藩主の崇敬の厚さを伝える遺品である。
問い合わせ先
このページに関するお問い合わせは文化財課 文化財保護係です。
〒961-8602 福島県白河市八幡小路7-1
電話番号:0248-28-5535 ファックス番号:0248-24-1854
メールでのお問い合わせはこちら- 2016年1月19日
- 印刷する