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教育・歴史文化・スポーツ・学び

庄司戻し桜(霊桜碑)【しょうじもどしさくら(れいおうひ)】

庄司戻し桜

庄司戻し桜

庄司戻し桜(霊桜碑)

霊桜碑

指定種別 市指定 史跡
指定年月日 昭和55年3月14日
所在地 白河市表郷中野字正司戻
所有者 中野区

旗宿集落の北側に生える桜の木と、「霊桜碑」と称される石碑である。

桜はいわゆるマメザクラ(別名フジザクラ)と呼ばれるもので、関東・中部地方の主に太平洋側の山地に多く分布する。

伝承によれば、治承4年(1180)に源義経が兄頼朝の平家追討の挙兵を伝え聞いて平泉から鎌倉へと向かった際、信夫庄司の佐藤元治が、子の継信、忠信を義経に従わせ、この地まで見送り、この地から引き返したので「庄司戻し」といわれている。

その時元治は、桜の杖を地面に挿して兄弟に義経への忠義を説き、その忠・不忠により杖が根付き、あるいは枯れるだろうと語ったという。その後、佐藤兄弟は二人とも奮闘の末に討死した。桜の杖はその忠節を感じて枝葉の繁る大樹となったと伝えられる。

元禄2年(1689)の芭蕉の「奥の細道」の旅に随行した曾良の日記にも庄司戻しと桜について記されている。

桜の木は天保年間(1830~1843)に野火で焼けたが、新芽を生じ植え継がれているという。

なお、桜の下に建つ「霊桜碑」の石碑は、明治44年(1911)10月に地元有志が佐藤兄弟の勇戦奮闘を賞讃して建立したものである。

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