石冠【せっかん】
指定種別 | 市指定 重要文化財(考古資料) |
---|---|
指定年月日 | 平成17年10月20日 |
所在地 | 白河市中田(白河市歴史民俗資料館保管) |
所有者 | 白河市 |
大きさ | 横幅9.2cm 縦幅5.0cm 高さ7.5cm |
表郷地域の関ノ前遺跡から出土したと推定されている石冠である。
縄文時代後期から晩期(約4,000~2,600年前)のもので、石製である。赤彩が施され、突起の直径は3.5cm、5段にわたって同心円状に段がついている。底部は平らではなく、楕円の円周に丸みを帯びた縁があり、中央部は半球状にやや緩く突出している。
一般的に石冠は、冠の形に似ていることからこの名が付けられたが、用途については諸説あり、縄文時代に於ける生産や繁殖に関わる祭祀を行う際に用いられた道具との考えが有力である。
問い合わせ先
このページに関するお問い合わせは文化財課 文化財保護係です。
〒961-8602 福島県白河市八幡小路7-1
電話番号:0248-28-5535 ファックス番号:0248-24-1854
メールでのお問い合わせはこちら- 2016年1月28日
- 印刷する