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十六善神の図(大野文泉筆)【じゅうろくぜんじんのず】

十六善神の図(大野文泉筆)

指定種別 市指定 重要文化財(絵画)
指定年月日 昭和41年2月8日
所在地 白河市愛宕町
所有者 関川寺
技法・大きさ 絹本著色 縦116.2cm、横47.8cm

本図の左下には、金泥で次の銘文が記されている。

「愛弟義随以文化元甲子十二月廿三日没仏謚日観良母氏哀傷不堪 使予作此図以附連芳精舎修其冥福予亦爰干之情不能 自己為之盥漱以画焉 文化三丙寅春日白川藩画員大野文泉識(朱文方印)文泉」とあり、白河藩絵師大野文泉(巨野泉祐ともいう)が、文化元年(1804)に亡くなった弟の追善供養として、2年後の文化3年の春に描いたものと知られる。

本図は、中央に釈迦如来と文殊・普賢菩薩、これを左右から囲むように十六善神が配され、さらに常啼・法涌菩薩、玄奘三蔵、深沙大将(じんじゃだいしょう)が加えられた、釈迦十六善神像の最も一般的な形式に依っている。しかし、背景にはダイナミックな構成で雲が描かれ、浄土を思わせるような情景を表現している。これは文泉自身の創意に負うものと思われ、銘文の示す追善の意が反映されているようにもとれる。

細部の文様にいたるまで細かく描き込まれた繊細な画風と、随所に白や金の線を入れるなど装飾的な要素の強い、数少ない文泉作品の中の力作である。

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