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関川寺館跡【かんせんじたてあと】

関川寺館跡

指定種別 市指定 史跡
指定年月日 平成27年3月30日
所在地 白河市愛宕町
所有者・管理者 関川寺
指定面積 2335.46m2

関川寺館跡は現在の関川寺と白河市役所の位置にあった中世城館跡である。関川寺自体は中世には別の場所にあり、「白河風土記」によれば天正9年(19年の誤りか)、白河が会津領になった際に小峰城代を務めた関長門守により現在地に移されたとする。

現在関川寺の西側から北西部分に中世の城郭遺構である土塁と空堀が現存している。館跡の形態としては、文化5年(1808)の「奥州白河城下全図」の記載から、谷津田川の河岸段丘を利用した、東西に長い方形居館であったと判断される。規模については絵図からの推定値で東西約220メートル、南北約180メートルほどと推定される。

遺構形態や規模から、その始まりは鎌倉時代後期の白河結城氏の居城であった可能性が高く、残存する土塁が際立って高いことから、戦国時代の16世紀後半頃にも使用された可能性が考えられる。白河の中世史を解明する上で重要な城郭遺構である。

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