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天道念仏と太鼓芸にみる民俗行事の歴史的風致

 栃木県、茨城県、そして福島県県南地方の白河を中心として「天道念仏」という特徴的な民族行事が伝わっています。天道念仏は、夏の日照不足や害虫による被害から稲の生育等を守るため、太鼓を打ち鳴らしながら、「テントウサマ」すなわち「太陽」の正常な運行を念じ、害虫を追い払って豊作を祈願する念仏踊りです。その起源は、江戸時代の文献により確認されており、現在も白河地域をはじめ、表郷・大信・東の各地域に伝承され、太鼓を打ち鳴らすことに特徴があります。

 白河地域には、関辺郷渡地区の「関辺のさんじもさ踊」(県指定重要無形文化財)、表郷地域河東田地区には「河東田牛頭天王祭」、大信地域下新城地区には「下新城の天王祭り」、東地域上野出島地区には「大竹の天道念仏」が継承されています。これらに代表される各地域の天道念仏や牛頭天王祭は、そこに暮らす人々の手によって脈々と受け継がれ、それぞれの地域特有の趣を醸し出し、良好な歴史的風致を形成しています。

 

関辺のさんじもさの写真
関辺のさんじもさ

河東田牛頭天王祭の写真
河東田牛頭天王祭

下新城の天王祭りの写真
下新城の天王祭り

大竹の天道念仏の写真
大竹の天道念仏