仁平麹店建造物群
仁平麹店は、明治29年(1896)に、仁平浅吉氏によって麹屋として創業された。現当主で4代目を数え、麹に加え味噌の醸造も行っている。中心市街地には、かつて麹屋が多く所在していた。
旧奥州街道に面した店舗とその奥の主屋は、安政5年(1858)に建築されたもので150年以上の歴史を有する白河の伝統的な町屋建築である。切妻・平入りの建築様式に格子窓を備え、土間空間と一体となった店舗、麹室を併せた居住空間が江戸時代の趣を伝えている。
指定年月日 平成23年7月21日
建物情報
所在地
天神町
近隣
建築年代
江戸
一般公開
外観のみ
建築当時の業種等
醸造業(味噌・醤油)