旧小峰城太鼓櫓及び旧荒井家「楽山荘」
旧小峰城太鼓櫓は白河市指定重要文化財(建造物)
旧小峰城太鼓櫓は、小峰城の二之丸入口付近の太鼓門西側に建てられていたものが、明治7(1874)年の民間払い下げの際に三之丸の紅葉土手に移築され、さらに昭和5(1930)年に現在地に移築されたものである。二度の移築を経てその姿は大きく変わっているが、原形は二層で四方に転びをもつ1間四方(第1層3.33m四方、第2層3.23m)の寄棟造りで、第1層には廂(ひさし)が付されていたと考えられている。旧小峰城太鼓櫓は白河市重要文化財(建造物)に指定されている。
旧小峰城太鼓櫓の北側に附属する旧荒井家「楽山荘」は、昭和5年の移築に併せて建築されたもので、楽山荘と名づけられた。木材の自然の形を生かした数寄屋造りの建物で、客間、茶室が残されている。
指定年月日 平成29年3月21日
建物情報
所在地
郭内
近隣
建築年代
江戸/昭和
文化財指定
市
一般公開
外観のみ