大谷忠吉本店(白陽酒造)建造物群
大谷忠吉本店は、明治12年(1879)に酒造業の蔵元として初代大谷忠吉氏によって創業され、現当主で5代目を数える。3代目大谷忠一郎氏は詩人としても活躍した人物で、酒造業の傍ら詩人萩原朔太郎に師事し、福島県詩人協会長なども務めた。
建造物群は、旧奥州街道に面した店舗の両脇に漆喰の蔵が並立し、白河を代表する景観の一つとなっている。奥には、規模の大きい酒蔵が3棟連担し、その中に煉瓦造りの煙突がある。これらの建造物は、創業当時の明治12年頃に建築されたものと考えられる。
指定年月日 平成23年7月21日
建物情報
所在地
本町
近隣
建築年代
明治/大正
一般公開
内部可 要予約
建築当時の業種等
醸造業(酒造)