小峰城外堀土塁跡及び林家住宅建造物群
小峰城外堀土塁跡は、小峰城三の丸内の土塁跡の一部が奇跡的に残されたものである。土塁の内側には、切り込みはぎによる石垣も良好な状態で保存されている。外堀と土塁は、この付近で大きく南側に張り出していたが、現在も町屋と城郭の間に設けられた外堀の痕跡を明瞭にみることができる。
また、同一敷地内には、明治以降の城郭の払い下げに伴い明治29年(1896)に曳き屋された蔵(現在はギャラリー)、同時期に建築された主屋、味噌蔵が建ち並んでいる。主屋は、当時材木商を営んでいた邸宅として建築されたものである。
指定年月日 平成23年11月11日
建物情報
所在地
郭内
近隣
建築年代
江戸/明治
一般公開
内部可 要予約