澤野家住宅建造物群
通りに面した建造物は、大正8年(1919年)に大工棟梁 沢口栄之助によって建てられた蔵で、切妻と平入りを組み合わせた珍しい形式になっている。内部は座敷蔵と木造建築の土間(旧店舗)から構成される。その奥には、明治21年(1888年)に建てられた二間続きの来客用の座敷蔵がある。ともに澤野豊之助の代に建てられたものである。2棟は渡廊下でつながっている。
澤野豊之助は、明治・大正頃に炭や茶の問屋を営んでおり、東京方面との取引も行っていた。通りに面した土蔵は店舗兼住宅であったが、現在は住宅専用として使用されている。
指定年月日 平成26年3月31日
建物情報
所在地
道場小路
近隣
建築年代
明治/大正
一般公開
外観のみ