河和家住宅は、当地に居住していた大谷利助氏により大正8年(1919)に建築された。当時の登記簿によると附属建物(倉庫)として当建造物が登記されている。数度の所有者変更を経て、昭和39年(1964)に現在の河和氏の所有となる。
建物は正面2間半、側面4間半、妻入り土蔵造2階建て鉄板葺である。外観や室内に改修が加えられているが原形はとどめている。北面の腰壁には、この地方の特徴である赤瓦のなまこ壁が見られる。棟木には建築年(大正8年(1919))を示す墨書がみられる。
指定年月日 平成30年6月28日
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建物情報
所在地
横町
近隣
建築年代
明治
一般公開
外観のみ